介護・福祉職、介護従事者の社会的立場が低いのはなぜ?
以前、総合病院で勤務しているときから感じていた疑問。
「医療従事者より介護従事者って、社会的に下にみられてるんじゃないかなぁ…」
看護師として総合病院に20年務めてきました。
その中でも 「准看護師問題」がありました。
が、それ以上に「介護職の社会的立場の低さ」は問題だと感じていました。
「介護さんに言っといて」
「介護さん、言ってる意味わかる?」
病院でのカンファレンス時に言われたことがあります。
またご家族や周囲の方からも
「国からお金入るから、とりっぱぐれなくっていいねぇ」
「お金払ってるんだから、ちゃんとやってよ」
など、悲しくなるような言葉も聞かれる時があります。
中にはセクハラ発言やセクハラ行為をされる場合や暴力を受けることも…
「プロなんだから、ボケた人のやったことでしょ。我慢しなさい」
そんな風に言われたこともあります。
なんで?
私たちに知識がないからか…
誰でも介護の職場に入ることができるような労働環境だからなのか…
家でも「介護」はできるからなのか…
お手伝いさんのように見えているからなのか…
一般的にはどう見えているんだろう?
多くの人の見方や感じ方、捉え方などは簡単に変わるものではないことは重々承知しています。
だからこそ自分たちで行動したほうがよい!と思いました。
弊社では「人間力向上」を目的に人材育成のための勉強会。
また、知識向上のための勉強会。
これらのものは社員はもちろん、どんな人でも参加できるようにしました。
同僚以外の人と関わることで「違う意見」「新しい見方」「新たな情報」を得ることができたり、関わった人たちにも同様の効果があると考えました。
他にも社外研修会への積極的参加や資格取得のバックアップも続けています。
でも思うんです。
地域で同業者同士 声を掛け合って情報交換したりするところはそれほど多くないって。
大きな組織ではどんなことをしているのか…一般職員がほかの人に話すことさえ許してないところもあります。
やはり「人間力」が低いと感じている人が多いからなのか…
こんな田舎の介護施設だけれど、ちっちゃな努力だけれど「介護職全体の社会的立場」を今より少しでも上げていき、働き甲斐と働きやすさを改善し、今以上に「介護職って素敵な仕事なんだ!」と声を高らかに従事者たちが言えるようになるよう行動していきます。
大きな独り言で終わらないようにしなきゃ!
「我慢する」って本当は悪いこと?
ことばって面白いし、難しい。
「辛抱」と「我慢」って何だろう…?
以前SNSで
嫌いなことを耐え忍ぶのが「我慢」
好きなことのために耐え忍ぶのが「辛抱」
我慢の中には不満がある
辛抱の中には希望がある
我慢はいずれ爆発する
辛抱はいずれ実る
我慢はしなくていい
辛抱しよう
というものを見つけた。
考える…
本当に我慢ってしなくっていいのかなぁ…
嫌いなことって何だろう…
好きなことって何だろう…
「嫌い」って思ってたことでも気持ちが緩むこともある。
「嫌い」と「苦手」をごちゃごちゃにしてるところもあるように思うこともある。
「辛抱はいずれ実る」は勇気をもらう言葉だった。
誰かが伝えてくれる言葉をどのように聴くか。
自分自身がナチュラルモードでフラットな心を持つことで理解の仕方が変わってくるんだなぁ~
「考える」が苦手だから「行動する」
それもありだけど、「考える」時間をつくるのも必要なんだと感じる。
…と思うとちょっぴりの「我慢」が「好き」に気づくきっかけになることもあるのかもなぁ~と思ったりもする。
良し悪しを付けるのも自分なんだなぁ~
自分と話す時間を創ることが大切なんだ
そんな風に力を抜いて思うことができた。
高齢になって、本人の意思はどれだけ聞き入れられる?
通所介護…ディサービス(日中だけ通う高齢者対象の施設)やショートスティ(短い期間お泊まりできる施設)で働いていると考えることは多くある。
核家族化が進み、仕事の仕方も変わり定年の時期も延長されるようになってきた。
…つまりは介護する側も年齢が高くなってきているということ。
「自分たちの生活を守り、仕事に出かけ、自分の時間を大切にする。」
ご家族や周囲の方々の人生の一部のお手伝いをするのも「介護職」の大切な仕事。
利用者ご本人が安心して過ごすことができる「場」と「時間」を提供することも大切な仕事。
認知が年相応に進むのもあったり、疾病の一つ「認知症」が進むこともあったりで 『自分の意見、思い』がはっきりと言えない人もいることは事実。
しかし、自分の意思を持ち「どこかに入れられるなら、ちゃんと話を聴かせてほしい」と言われたり「まだ入りたくない。もう少し体が動かなくなったら入るけど」や「自分の家が良い!」と強く思われている方も見えることは事実。
まだ元気な私自身も「できるだけ自分の家で最期を迎えたい」と考えるんだから、高齢者であれそう思うことは普通のことだと思う。
でも家族のことを考えると「施設で過ごしたほうがいいんだろうなぁ~」と考える当事者の方もいる。
ご本人の意思がはっきりしている中で、入所施設に送り出すことは正直 悲しかったり苦しかったりさみしかったりします。
自分なりの努力をしている方も多くいるし、在宅介護施設や在宅介護を支援するヘルパーや訪問リハ、訪問介護、ケアマネージャーの方々の協力を得ることができたら ほんの少しでも在宅で過ごしたいという思いに寄り添うことができるではないか…そんな風に考えます。
実際、お互いの生活環境であったり、住んでいる場所の距離の問題であったり、ただ単にわがままであったり、問題はいろいろあります。
今現在 国内の入所施設は金額問題はおいておいて考えると約200万床はベッドがあるとデータがあります。実際 介護保険で要介護3以上の方は約120万人おられるとのデータがあります。単純に計算してもベッドは不足していない。
経営的なことを考えると入所施設を運営している方は「入居率を上げたい」という思いは痛いほどわかります。
ただ、高齢者本人の思いに寄り添う介護をしているのか…考えると悩みますね~
高齢者の意思、どれだけ聴いてもらえるか。
家族の中でどのように関わって、家族を創ってきたかで聴き方は変わってくるんだろうなぁ~
「人に寄り添う」人でありたいし、「人に寄り添う」仕事を選んだから悩むんだな。
巣立ちました
数年前、子育ての真っ最中に蛇に襲われ以後、ツバメが巣作りをしなくなりました。
「もう来ないのかなぁ~」と昨年も過ごしていました。
今年、数年ぶりに来ました!
ちいちゃな子供もが口を開けて親を待っている姿は気持ちが和みます。
数日前、子供たちが無事巣立っていきました。
ほっと安心。
ただ一羽だけ飛ぶことが上手にできずカラスにさらわれてしまいました…
他の兄弟が元気に成長してくれることを心より願って今日も空を見ています。
第2陣も来てくれるかな~
今の仕事、好き?
こんな時だからこそ「わすれちゃいけないなぁ~」と思ったので、ブログに残そう…
私の仕事。
資格は『看護師』。
仕事の役割としては、有限会社 宮原コーポレーション運営する責任者。
一般的には『社長』といわれる。
今の仕事 好き?
って聞かれたら「すき」と答えます。
「社長さんだからでしょ」
「好きなことを仕事にできていいね」
「自由だもんね」
なぁ~んていわれることもしばしば…
私が今の仕事に就いたのは 旦那さんが急逝したため。
あの頃は「病院で看護師として働くことは天職❕」って思っていた。
2012年1月末日。
社長が亡くなり、この先どうなるかもわからないときに、弊社のスタッフは笑顔で利用者さんと関わってくれてました。
その時 みんなをみて
「この人達と一緒に仕事したい!」
「この人たちを守る!」
って思った…決めちゃったんだ❕
「社長」になりたいなんて、思ったこともなかった。正直、毎日が怖いことばかり。社員さんの人生を預かっているから、会社を続けることは大きな目標であり、プレッシャーでもある。特に今の状況は胃が痛い毎日。
「看護師」になったときも、夢に見た仕事ではなかった。でも仕事をやってるうちに「やりがい」を感じるようになった。
最近 呼ばれるようになった「講師」としての仕事。人前で話すことは苦手… だったけどお受けして、今は「やりがい」を感じてる。
「好き」の反対は「きらい」だから、好きを仕事にすると「きらい」になったときや「困った」ときに仕事に向かうモチベーションが保てなくなるって思う。
だから今の仕事「違和感」を感じない。
「やりがい」を少しでも持てることが大切なんだろうと思っている。
この人たちと巡り会えたから、そう思えるんだよね。
『笑顔』すごっ❗️
「くるみんはいつも笑顔だね」
そう言って頂けます😊
そう、8年前「笑顔で過ごす❗️」って決めたんです。
尊敬する先輩から
「最初会った頃は、くるみんは無理してるなぁ〜って見てた。でも最近はチカラが抜けてイイ笑顔になってきた」
なぁ〜んて褒められたりします。
そう、決めたばかりの頃は笑顔になる努力が続いた。
途中から無理なく、頑張り過ぎずに笑顔が出るように。
今では朝から顔がゆるむ…😅
この8年間で笑顔で過ごすと不思議なチカラを持つことができるって知った。
①風邪やインフルエンザで仕事を休んだことがない❗️
②会社の辛いときも、周りの方の協力の下乗り越えることができる❗️
③会社が辛いとき、スタッフが一丸となって頑張れる❗️
④弊社のスタッフが「明るくってイイ」と褒めてもらえる❗️
⑤小ちゃな夢だけど、一つずつ叶えることができる😊
⑥出会い、繋がった方たちにかわいがってもらえる😊
病気にならないって…
凄くないですか‼️
これからも笑顔の魔法にかかり続けよう〜🧙♀️
HSPだったんだ〜
先月、衝撃的な出会いがありました。
初めて会ったのに、どれだけでも話せちゃう。
初めて会ったのに、違和感のない空気。
その人から『HSP』なるものを伝えてもらう。
HSP…?
highly sensitive person…とても敏感な人
これは先天的な「気質」(生まれ持った心のパターン)であり、後天的な「性格・人格」とは違うんだそう。
友人から「自己犠牲をするな❗️くるみはくるみの幸せを手にしろ」と酔うと言われる。
「…なんだ?」わからなかった。
どうも「人の感情やその場の空気を感じやすい」らしい。
確かに「生き辛い」「上手くいかない」って思うことが多い。
話をしてても頭の中でグルグル…
なかなか答えず「はい、3分❗️」なぁ〜んて急かされることも。
相手の感情をモロに受け、同じ様な感覚になる事がある。
考えてないわけじゃないけど、いっぱい頭を巡って言葉にできない事がある。
発表されたのが1996年。
どの国にも15〜20%の割合でHSPの人はいるとのこと。
日本でも 最近、すこ〜しずつ知られてきている様子。
メンタルクリニックでも対応していないところも多い。
今回、彼に出会ったことで「くるみのトリセツ」を見つける事ができました。
人との繋がりって、凄いなぁ〜
『くるみで良かった』と改めて思います😊